FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- 

▲Backwater,Krala,India


ロンリープラネット編集者に「一生に一度は行ってみたい場所」と言わせた、バックウォーター(水郷地帯)。
どうせ南にきたなら乗らない手はないと、
私たちも、アレッピー ~ コーラム(クイロン)間をボートで移動することにした。

有名なのが、貸切のボートハウス。
素朴な木造のボートハウスには、寝室・キッチン・トイレの他、漕ぎ手2名、コック1名のクルー付き。
1日20Kmで進んでいくボートの上で、ゆったりクルーズを楽しむのだ!
…といきたいところなのだが、貸切というだけあって、やはりチャーター費用がハンパない。
2人利用、1泊2日で、11000ルピー~ (2万円以上だ!)

こんな高いのに乗れるわけもなく、結局私たちが乗ったのは乗り合いのクルーズ船である。
(アレッピー~コーラム間の運河や湖を行く、8時間のボートツアー)
チケットはアレッピーのボート乗り場ですぐ買うことが出来た(1人300ルピー)
本来は9月~3月がオンシーズンらしいが、人気の高さから5月頃まで運行しているという。

これが本当にのんびりしていて、何をするわけでもなく、8時間ただ景色を眺めているだけ。
チャイニーズ・フィッシング・ネットや岸辺の村の人々の生活を、船の上からのんびり眺める。
時折、眠たくなってウトウトしたりする。
たまに休憩時間があり、ランチやチャイを食すために途中の村に立ち寄ったりする。

南国ムード満点の湖の上で、とても贅沢な時間だった。
なにより、移動手段としてボートを使うなんて、なんとも乙である。

2010.04.18 
P2222656.jpg
▲a post,Puttaparti,India

母からメールがきた。
一週間まえに父母あてに送った手紙が届いたとの報告だった。
以前、ラオスから送った手紙が3カ月後にやっと届いた、ということがあったので、
インドも同じ感じなんだろーなと、信用してなかった。
だから、こんなに早く届いたのに逆にビックリ。
やればできんじゃんw

2010.04.17 

▲Post Office,Kochi,India


実家宛に荷物を送った。お土産などを含む、2ヶ月分の荷物だ。

6.285㎏
AIRで 1520ルピー
2・3週間で届くという。
(SHIPだと1135ルピーくらいで1カ月半で届くらしい)

インドでは、どうやら荷物を白い布に包んで送らなきゃいけないらしい。
布の接ぎ目を火で炙って溶かした粘着性の蝋のようなものでとめる。
そこらへんのお土産屋さんや生地屋さんとかで、頼んで梱包してもらいます。
(店先にミシン台が置いてある店は大抵やってくれる)

ちなみに私は、100ルピーでやってもらったのだけど(もっと値切れると思うけど)、
そこでひと悶着あった。梱包がかなり弱弱しかったのについて私が文句をつけたからだ。
荷物を入れたビニール袋の上からガムテープで十字架にとめ、白い布でくるんで縫っただけ…
「段ボールに入れてから布で包んでください」と私がお願いしても、
「なんでだ、頑丈だ。これでノープロブレムだ。」
と言って、相手にしてくれない。終いにはクレイジー扱いだ。
私がクレイジー?!よく言うよ。。
それにはさすがに腹がたったが、そろそろ郵便局が閉まる時間だ、
こんなところでもたもたしてる場合じゃない。
悔しいけど、代金だけ払ってそそくさと郵便局へと向かった。
 
それにしてもあの荷物、ちゃんと届くのだろうか?
ちょっとした衝撃で破けでもして、中身がバラバラに飛び出ちゃったりしないだろうか。
無事かたちのまま荷物が届いてくれるだろうか。
そんな心配をしながら、私から私宛の荷物を見送ったのだった。
(お願い、ちゃんと届いて!)


コチ(KOCHI)→高知(KOCHI)へ送ったもんだから、
郵便局のスタッフに、宛先住所が間違ってるよーなんて注意された。
高知へ送ってもらっていいんです。ハイ。

2010.04.16 

▲Katakali,kochi,india


マイソールから約10時間。朝方、エルナクラムのバスターミナルに着いた。
暑い。体にかけていた寝袋をそそくさとしまう。
ここはケララ州のコチ(コーチン)。出発から2カ月、ようやく南へ来たのだと感じる。

コチは4つの地区から成り立つ町で、いくつかの島に分かれている。
私たちはそのなかでも見どころの多い、『フォート・コーチン』というエリアに宿を探すことにした。
バスが到着したエルナクラムから1㎞ほど移動したところに、メイン・ジェッティ(船着き場)がある。
フォート・コーチンにはそこから船で移動するのだ。
料金は片道2.5ルピー(≒5円)。かなり安い。
船も頻繁に出ており、日常の交通手段として多くの人が利用しているようだ。

3軒見てまわって、宿は『アダムス・イン(Adam's In)』に決める。
長距離移動でくたくただった私たちは、そのままお昼寝。。
夕方近くになってやっと動きだす。
コチの観光目玉のひとつに、『チャイニーズ・フィッシング・ネット』というものがある。
(昔、中国から伝わった巨大な魚獲り用の網の装置)
コチ独特の漁法で、網を海中に沈め、太い丸太で引き上げる。
その仕掛けが海岸沿いにズラリと並んでいる。
ガイドブックにもデカデカと写真付きで紹介されているのだが、
もうずっと使われていないのか、網なしの枠組みだけのものが静かに在るだけだった。

コチは1日2日あれば観光できる。
聖フランシス教会、ダッチ・パレスに、シナゴーク...。
ちなみにシナゴークは1568年に作られたユダヤ教の会堂で、内部を見学することが出来るのだが、
私たちが行った日はなぜだか休館ということで、残念ながら中に入ることができなかった。

最後に、ケララの伝統的な宗教舞踊である『カタカリ・ダンス』を観れば、
ここでの観光はOKといったところだろうか。
カタカリは、顔の筋肉の動きや指先の演技で、心の動き、感情を表現するパントマイム劇。
メイクから劇の最後まで観せてもらって、200ルピー。
ちょっと奮発したけど、“コチに来たなら”ということで、良しとしよう。

2010.04.15 
SANY0001.jpg
▲Health Center,Baylakuppe,India


「ゴツン」と鈍い音。
お風呂上りに床で滑って、壁に頭を強打してしまった。
まるで頭から星マークが出てきそうなくらいの衝撃。
1日経ってもズキズキ痛むし、なんだか気持ちが悪い。
念には念をと、宿のすぐ近くにある病院で診てもらうことにした。

診察室には、西洋人医師2人(夫婦)とチベット僧侶1人(この人も医者なのだろうか)がいて、
女医が「いつ転んだんだ?」とか「吐いたのか?」とかいくつか質問を私になげかけた。
診察結果は問題なし。痛み止め薬をもらって帰ってきたのだけど、
この病院、手数料の10ルピー以外、診察費・治療費・薬代、全て無料なのだというからすごい。
レントゲンまで無料なのだ。もちろん手術費用もかからないのだろう。
チベタンだけでなく、インド人や私たち外国人観光客までも無料で診てくれているのだ。

旅行中に読んでいた吉本隆明さんの本の中で、こういう話があった。
『病院は、監獄と変わらないじゃないか』という見出しで、
吉本さんが日本で病院生活をしたときに感じたことが綴られている部分だ。

「自分がやって欲しいことを言えばやってくれるけど、
自分でやりたいから自由にやりたいといえばダメだと言われる。
これは、ほんとうに管理社会だなぁと実感した。」
「病人側の利益を第一義にしたものじゃなくって、
管理側の効率がよくなることを第一儀にしている」
と、吉本さんは批判していた。

インド人の大半は裕福ではない。
チベタンの町にあるこの病院にくる患者たちもそうである。
『10ルピーだけで診察する』というのも、利用者を思ってのことなのだろう。
この病院は、立派で、きれいで、設備が完璧、といったわけでもない。
でも、少しでも利用者側の立場になって考えて運営されているのだなと
吉本さんの本を読んで、更に思ったのだった。
吉本さんの話は管理社会の話で、
私のこの病院の話と直結するわけではないけれど、
“ホスピタリティ”ということでは、結ばれていると思う。

2010.04.14 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。